2021年10-12月 アントロポゾフィー医学連続基礎講座「各論編3」とアントロポゾフィー医学臨床講座のご案内

注目

2020年9月から始めました、会員医師によるアントロポゾフィー医学連続基礎講座ですが、最終のシ リーズとなりました。これまで同様約1時間の講義のあと、30分の質問やトークの時間となります。会員の皆様や新たにアントロポゾフィー医学に関心を持ってくださる医師・歯科医師・医学生の方のご参加 もお待ちしております。
また 12 月12日(日)10時〜11時半には、リクエストがあった山本百合子さんによるアトピー性皮膚炎のアントロポゾフィー医学臨床講座を行います。詳細は後日ご案内いたしますが、こちらもぜひご参加ください。

【対象】アントロポゾフィー医学の医師会会員
アントロポゾフィー医学に関心をお持ちの医師・歯科医師・医学生など。
【参加費】会員1回1000円(全4回2500円)、非会員1回2000円(全4回5000円)
医学生・歯学生・研修医無料 *総論編や各論編1・2は、別途費用が必要ですが録画視聴ができます。 *今回初めてご参加の方は、先に総論編を受講してからのご参加をお勧めします。
【参加方法】オンラインによる開催(ZOOMによる)
5分前から入室可、2日前までに URL 送付します。(録画も配信予定です。)
【内容・日時】土曜夜または日曜・祝日午前
各専門領域医師による講座:
1、内科 安達晴己 10月17日(日) 10時~11時半
2、緩和ケア 藤原葉子 11月 3日(水・祝)10時~11時半
3、癌 浦尾弥須子 12月 4日(土) 19時〜20時半
4、まとめ 小林國力 12月11日(土) 19時〜20時半

【講師の所属と専門領域】
安達晴己 小さいおうち自由クリニック院長/千鳥橋病院附属域浜診療所非常勤 一般内科
藤原葉子 ホームケアクリニック札幌院長 緩和ケア
浦尾弥須子 浦尾医院院長 日本鋼管病院非常勤嘱託医 頭頸部外科・耳鼻咽喉科心身症
小林國力 佐野川クリニック院長 内科・外科

【申込み・問い合わせ】
日本アントロポゾフィー医学の医師会事務局
E-mail: qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp
までお名前と会員の有無、URL を送付するメールアドレスを明記の上お申し込みください。
*この講座はアントロポゾフィー医学医師認定のための単位取得対象講座です。

一般社団法人日本アントロポゾフィー医学の医師会 主催

10月30-31日 アントロポゾフィー医療100周年記念祭「生命をてらす力」のお知らせ

注目

ルドルフ・シュタイナーとイタ・ヴェークマンによって創始されたアントロポゾフィー医学は2020年に100周年を迎え、今年は病院設立、オイリュトミー療法、薬学が100周年となります。日本でも正式な認定を受けた医師、看護師、薬剤師、芸術療法士が増え、認定を得たクリニックも生まれました。
アントロポゾフィー医療では、各専門職は患者さんを中心に治療共同体を形成し、その方が「かけがえのない私」を生きることを援助します。
現代医学の一般的な治療のみならず、独自の自然のプロセスを利用した医薬品、看護師による特別な外用療法、魂の喜びをもって取り組む芸術療法などを行います。
10月30日、31日の2日間、日本でアントロポゾフィー医療を実践している専門職がアントロポゾフィー医療とは何かについて語り、その実際をご紹介します。また現代の社会病理についても、考察や意見交換を行い、みなさまと取り組む機会とします。
100年に一度の記念祭です。みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
詳しいプログラムは下のPDFチラシからご覧ください。

対象 一般の方、教育に関わる方、医療に関わる方など
定員 ライブ参加100名、先着順
※ライブ参加者には後日全員に録画配信いたします。(録画視聴のみの参加も可能です。録画に「振返りと意見交換」は含まれません)
参加費 6,000円 (2日間の通し料金、単日参加・録画視聴も同額)
お申込 下記フォームからお申込みください。
 https://forms.gle/8Bx2PJ9FigfvG5YU8

締切 10月20日(水)ご送金必着のこと
お問合せ 日本アントロポゾフィー医療の会 100周年記念祭実行委員会
mimoza_house2018@yahoo.co.jp

医療100周年記念祭チラシ

国際アントロポゾフィー医師連盟(IVAA) とゲーテアヌム医学部門の SARS-CoV-2の予防接種に関する声明

2021年1月に出された国際アントロポゾフィー医師連盟(IVAA)ゲーテアヌム医学部門のSARS-CoV-2の予防接種に関する声明を日本語に翻訳し掲載します。当会はIVAAに加盟しています。以下のリンクよりご覧ください。

国際アントロポゾフィー医師連盟(IVAA) とゲーテアヌム医学部門の SARS-CoV-2の予防接種に関する声明
http://j-paam.org/statements/on-vaccination-against-sars-cov-2

原文(英語)はこちらです。
https://www.ivaa.info/latest-news/article/article/anthroposophic-medicine-statement-on-vaccination-against-sars-cov-2/

5-7月(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座 「各論編2」のご案内

(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座 「各論編2」のご案内

2020年9月からアントロポゾフィー医学の医師会会員による、アントロポゾフィー医学連続基礎講座を続けています。昨年の「総論編」に続き、2021年2月から「各論編1」として内科、精神科、小児科、皮膚科、歯科をお届けしておりますが、今後の予定についてご案内いたします。

私たち会員が、講座として医学生・医師向けにアントロポゾフィー医学をご紹介する試みは、このシリーズが初めてです。私たちは皆学びの途上ではありますが、引き続き、私たち会員医師の言葉でアントロポゾフィー医学についてお話しし、参加者の皆さまと意見交換をしたいと思っています。

前回同様1時間の講義のあと、内容に関する質問や他の会員医師も参加してのトークの時間となります。

【対象】
アントロポゾフィー医学の医師会会員
アントロポゾフィー医学に関心をお持ちの医師・医学生など。

【参加費】会員1回 1000円 ( 全5回 3000円 )、非会員 1回 2000円 ( 全5回 6000円 )

*総論編・前回の各論編1は、別途費用が必要ですが録画視聴ができます。
*特に今回初めてご参加の方は、先に総論編を受講してからのご参加をお勧めします。

【参加方法】
オンラインによる開催(Zoom による)
5分前から入室可、2日前までにURL送付します。(録画も配信予定です。)

【内容・日時】土曜夜または日曜・祝日午前

<各論編> 各専門領域医師による講座
1、耳鼻科    堀雅明    5月22日(土)19時~20時半
2、生化学 宮里幹也  6月13日(日)10時~11時半
3、内科  志水祥介    7月11日(日)10時~11時半
「高齢者医療 ~認知症を中心に~」
4、産婦人科 小林誠   7月23日(金・祝日)11時~12時半

【講師の所属と専門領域】
堀雅明   ほりクリニック 耳鼻咽喉科
宮里幹也  国立循環器病研究センター研究所 生化学・内科
志水祥介  駒木野病院 内科
小林誠      原医院 ひだまりクリニック   産婦人科

【申込み・問い合わせ】
日本アントロポゾフィー医学の医師会事務局
E-mail: qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp
まで、お名前と会員の有無、URL を送付するメールアドレスを明記の上お申し込みください。
*この講座はアントロポゾフィー医学医師認定のための単位取得対象講座です。

一般社団法人日本アントロポゾフィー医学の医師会 主催

5月2-4日「アントロポソフィー 医学セミナー」 オンライン開催のお知らせ

2021年5月2-4日「アントロポソフィー 医学セミナー」 オンライン開催のお知らせ

2020年はCOVID-19感染拡大のため中止せざるを得なかったIPMT( International Postgraduate Medical Training : 国際アントロポゾフィー医学ゼミナール)ですが、今年も完全な形で開催することは難しいため、オンライン形式でゴールデンウィークに開催することになりました。講師は消化器専門医のハラルド・マテス氏に、通訳は入間カイ氏にお願いしました。
2019年7月から日本アントロポゾフィー医学の医師会ではアントロポゾフィー医師の国内養成を新しいカリキュラムで開始いたしました。この講座はその単位認定にも認められています。

テーマは昨年中止になったIPMTと同じく「物質体とエーテル体」です。

日時 2021年5月2日(日)3日(月祝)4日(火祝)

15:00-16:30
『アントロポゾフィー医学の本質』(水声社)読書会
< 原著 GA27 Grundlegendes für eine Erweiterung der Heilkunst nach geisteswissenschaftlichen Erkenntnissen (1925)>
第2章「なぜ人は病気になるのか」

18:00-19:30, 20:00-21:30
マテス医師による医学講座

講師:ハラルド・マテス氏
ハーベルヘーエ共同体病院院長,  ベルリン・シャリテ大学病院教授
通訳:入間カイ氏

対象:医師・歯科医師・医学生・医療従事者・アントロポゾフィー医療に関心のある一般の方(*)
(*)一般の方も参加可能ですが、内容はあくまで医師を中心とした医療者向けですのでご了承ください。

参加費:医師・歯科医師;3万円、医学生;無料、医療従事者、一般の方;2万5千円、

申込み締切;4月24日(土)

参加申し込みは以下のフォームのリンクからお願いいたします。
2021年5月2-4日 アントロポゾフィー医学オンラインセミナー申し込みフォーム

もし上記フォームからの申し込みがうまくいかない場合は、
医師会事務局 井上 qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp
まで、①お名前 ②ご住所 ③Zoom配信先メールアドレス ④お電話番号 ⑤ご職業 ⑥(あれば)アントロポゾフィー系所属団体をご明記の上、上記メール宛てお申し込みください。折り返し振込先をご連絡いたします。

申し込みいただいたら、ZOOMの招待メールを差し上げます。ZOOMのダウンロード(無料)が事前に必要です。当日は15分前には回線をつないでお待ちください。

読書会のテキスト『アントロポゾフィー医学の本質』(水声社)は各自ご用意ください。第1章を各自お読みになっていただいた上で、第2章の勉強会にご参加ください。

主催:一般社団法人 日本アントロポゾフイー医学の医師会
HPアドレス http://j-paam.org/office

2021年2-4月(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座<各論編>

(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座 「各論編」のご案内

2020年9月〜11月に、アントロポゾフィー医学の医師会会員による、アントロポゾフィー医学連続 基礎講座「総論編」をお届けしました。今回は各専門領域における「各論編」を以下の日程で開催します。

私たち会員が、医師向けにアントロポゾフィー医学を紹介するという講座は、前回の総論編が初めての試みでした。私たちは皆学びの途上ではありますが、引き続き、各専門領域でアントロポゾフィー医学をどのようにとらえるか、どのように臨床に生かしているかなどを、お話する予定です。

前回同様1時間の講義のあと、内容に関する質問や他の会員医師も参加してのトークの時間となります。

【対象】アントロポゾフィー医学の医師会会員 会員の紹介による、関心をお持ちの医師・医学生など。

【参加費】会員1回 1000円 ( 全5回 3000円 )、非会員 1回 2000円 ( 全5回 6000円 )
*連続講座ですのでできるだけ全5回ご参加ください。
*総論編は録画視聴ができます。先に総論編を受講してからのご参加をお勧めします。

【参加方法】Zoom による。5分前から入室可、前日に URL 送付します。( 録画配信予定あり )
【内容・日時】土曜夜または日曜午前

<各論編>各専門領域医師による講座

1、内科     安達晴己  2月 7日 ( 日 ) 10時~11時半
2、精神科 塚原美穂子 2月28日 ( 日 ) 10時~11時半
3、小児科 小林啓子     3月 7日 ( 日 )    10時~11時半
4、皮膚科 山本百合子 3月 27 日 ( 土 )  19時~20時半
5、歯科       山本勇人     4月17日 ( 土 )    19時~20時半

*それぞれの講座の内容については、追ってご連絡いたします。

【講師の所属と専門領域】
安達晴己 小さいおうち自由クリニック院長/千鳥橋病院附属城浜診療所非常勤 一般内科 塚原美穂子 就労移行支援事業所ベルーフ 精神科
小林啓子 ひかりのつぼみ自由クリニック院長/北原ライフサポートクリニック非常勤 小児科
山本百合子 すみれが丘ひだまりクリニック院長 皮膚科
山本勇人 山本歯科医院院長 歯科口腔外科

【申込み・問い合わせ】
日本アントロポゾフィー医学の医師会事務局
E-mail: qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp
まで、お名前と会員の有無、URL を送付するメールアドレスを明記の上お申し込みください。
*この講座は認定医のための単位取得の対象です。認定医を目指している方はぜひご参加ください。

一般社団法人日本アントロポゾフィー医学の医師会 主催

(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座のご案内

(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座(オンライン)のご案内

これまでIPMTなどを通じて、アントロポゾフィー医学を学び実践してきた医師による、医師・医学生のためのオンライン講義を行います。総論編としてまず5回シリーズで9~11月に、各論編として2021年に各専門領域からの講座も予定しています。

6月20日には、何度も来日してくださっているハラルド・マテス氏によるアントロポゾフィー医学入門講座をオンラインで開催しましたが、今回は日本の医師による連続基礎講座となります。1時間の基礎的な講義のあと、内容に関する質問や、アントロポゾフィー医学を実践している医師会員医師も参加してのトークの時間を企画しています。書籍や座学だけではなかなか理解しにくいアントロポゾフィー医学の基礎概念について、日本での状況を踏まえ、これまでの実践経験をまじえてわかりやすくお伝えしたいと思っております。

【対象】
アントロポゾフィー医学の医師会会員、およびアントロポゾフィー医学に関心のある医師・医学生(原則会員からのご紹介とさせていただいていますが、ご関心ある方は事務局までお問い合わせください)
【参加費】
会員1回1000円(全5回3000円)
非会員1回2000円(全5回6000円)
*シリーズになっておりますのでできるだけ全5回ご参加ください。(当日ご都合のつかない場合は、後日講義部分の録画アーカイブ視聴可能です)

参加方法】ZOOMによる。10分前から入室可、前日にURL送付します。(録画配信予定あり)
【内容・日時】土曜夜または日曜午前

<総論編>アントロポゾフィー医学における基本的な人間の認識像/疾病原理(全5回)
1、四つの構成要素/三分節構造(宮里幹也)     9月19日(土)19時~20時半
2、小箱講義から      (宮里幹也)   10月11日(日)10時~11時半
3、一生を通した成長、変化   (安達晴己)    10月18日(日)10時~11時半
4、炎症と硬化       (小林國力)    11月7日(土)19時~20時半
5、四つの臓器       (塚原美穂子)11月14日(土)19時~20時半
*約1時間の講義、後半30分は質問やトークの時間を予定しています。

【講師の所属と専門領域】

宮里幹也  国立循環器病研究センター研究所 生化学・内科
安達晴己  小さいおうち自由クリニック院長/千鳥橋病院付属城浜診療所非常勤 一般内科
小林國力  佐野川クリニック院長 内科
塚原美穂子 就労移行支援事業所ベルーフ 精神科

【申込み・問い合わせ】

日本アントロポゾフィー医学の医師会事務局    E-mail:qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jpまで
お名前と会員の有無、URLを送付するメールアドレスを明記の上お申し込みください。

*この講座は認定医のための単位取得の対象です。認定医を目指している方はぜひご参加ください。

一般社団法人日本アントロポゾフィー医学の医師会 主催

 

アントロポゾフィー医学100周年記念医学総会と地域会議

今年2020年は、ルドルフ・シュタイナーとイタ・ヴェークマン医師がアントロポゾフィー医学を創始してから100周年にあたります。9月12日から20日までスイス・ドルナッハのゲーテアヌムで、アントロポゾフィー医学の教育・研究の本部である、精神科学自由大学・医学部門の医学総会が、100周年記念として行われています。テーマは「Crossing Bridges – Being Human ! (橋をかける- 人間であること!)」です。
https://medsektion-goetheanum.org/en/anthroposophic-medicine/bridges/

当医師会からも会員が毎年医学総会に参加していますが、本来であれば本年も参加し、アントロポゾフィー医学創始100周年を祝う予定でしたが、新型コロナウイルスの流行に見舞われ、参加が困難となりました。同じく参加が困難になった各国で、その代わりとして、その地域での地域会議(Regional Conferences)が行われることとなっています。

当医師会では、9月20日(日)に日本でのオンライン地域会議を行うこととなりました。現在ドルナッハで行われている医学総会の中核となる講義の一部をビデオ収録したものを視聴し、話し合いを行います。今回のオンライン地域会議は、当医師会と日本アントロポゾフィー医療の会会員の希望者向けとなり、非会員向けの参加募集はしておりませんが、活動報告としてお知らせいたします。

また、来年2021年になりますが、アントロポゾフィー医学100周年を記念した企画を検討中です。詳細が決定しましたら当ウェブサイトにてお知らせする予定です。

ドルナッハ・ゲーテアヌムでの医学総会の模様はFacebookのゲーテアヌム精神科学自由大学医学部門のページに掲載がありますのでご関心ある方はご覧ください。
https://www.facebook.com/medical.section.goetheanum

5Gと新型コロナウイルス感染症の関連を示唆する動画内容についての当会の見解

5Gと新型コロナウイルス感染症の関連を示唆する動画内容についての当会の見解

今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に関して、第5世代移動通信システム(5G)が原因であるとの、アメリカの医師の発言の動画がYoutube等の動画ウェブサイトに出回っておりました。
動画は英語ですが一部は日本語字幕もつけられたものが見受けられました。当該医師について、アメリカのアントロポゾフィー医学の医師であるという説も出ており、また内容について当医師会会員からも疑義を抱くような内容であったため、当医師会より、アントロポゾフィー医学の教育や広報を担う本部である、スイス・ドルナッハの精神科学自由大学医学セクション(以下、「医学セクション」とします)に対して、問い合わせを行いました。

1)動画冒頭のシュタイナーが言ったとされる言葉について
動画冒頭で当該医師は、1918年にスペイン風邪のパンデミックについて、ルドルフ・シュタイナーが「ウイルスは細胞が毒を受けたときに放出するDNAやRNAの破片であり、それら自身が病気の原因ではない」と語った、と言っています。これについて確認したところ、医学セクションからは、「当該医師の発言は、あまりにも単純な説明にされており、ルドルフ・シュタイナーの記述はもっとはるかに複雑でした。ルドルフ・シュタイナーは一度として『ウイルス』について語ったことはありません。上記に言及された『DNA』」や『RNA』を含む引用は、ゲオルグ・ゾルトナー(医学セクション共同代表)によれば、偽りです」との回答でした。
歴史的経緯を見ても、シュタイナーは1925年に死没しており、ウイルスの発見やDNAの発見はそれよりずっと後のことです(例:タバコモザイクウイルスが結晶化され確認された年が1935年、DNAが遺伝子の本体である関連が示唆されたのは1940年代)。

2)当該医師とアントロポゾフィー医学との関係について
医学セクションからは、「当該医師は過去15年間、アメリカ・アントロポゾフィー医師会のいかなる役職にも関わっていません。これは、私たちはPAAM(アメリカのアントロポゾフィー医学医師会)から文書で確認を受け取っています。医学セクション自体も、当該医師とはいかなるコンタクトももっていません」という回答を得ています。

3)5Gと新型コロナウイルスとの関係についての見解
医学セクションより、「SARS-CoV-2を5Gネット回線によって単一因果論的に説明することも、医学セクション代表は疑わしいとして退けています」という回答を得ています。

以上をふまえ、動画の内容は当該医師の私見であり、ルドルフ・シュタイナーの言葉とされる部分も、当該医師による私的な解釈が大きく含まれており、シュタイナーおよびアントロポゾフィー医学の見解とは見なされない、ということが医学セクションおよび当医師会の立場です。

新型コロナウイルス感染症パンデミックに関しての当会よりの声明

日本アントロポゾフイー医学の医師会より
新型コロナウイルス感染症パンデミックに関して
http://j-paam.org/statements/about_covid-19_pandemic

はじめに、世界中、日本中の新型コロナウイルス感染症で苦しんでおられる方々に、心よりお見舞い申し上げます。また同時に、最前線で日々奮闘されている同僚の医療従事者のみなさまに心からの敬意と感謝を申し上げます。
私たち日本アントロポゾフィー医学の医師会は、今回の新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に関して、世界中の科学者が知見を集め、医療崩壊を防ぎ、少しでも多くの命を救うべく努力を続けていることを全面的に支持します。
また、各国の政府が、医療関係者と協力し、経済的な困窮により人々が健康を害することがないように注力し続けることを要望します。

そして市民のみなさんへ。
みなさん自身とみなさんの大切な人を守るために、ウイルス感染の予防に努力しましょう。
日常的な石鹸による手洗い、人混みを避ける、密閉された環境を避ける、近距離での会話やボディタッチ(密接)を避けるなどの、基本的な新型コロナウイルス感染症予防方法を行っていただくようお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の会見や海外での状況を、どうぞ、全ての人々が真剣に受け止め、しばらくの間家に留まるようにしてほしいと思います。
今世界の情勢を見ると誰もが恐怖を感じます。恐れを感じながらも、客観的な情報をもとに危機感を持って対応したいと思います。外側から襲ってくる恐怖と私たちの内側にある不安が過剰になると、より困難な状況を作り出すかもしれません。親しい方々と気持ちを共有する、必要な対策を淡々と行う、日常生活を大切に送るなどによって、過度な不安に囚われないようにしたいものです。

それだけでなく、健康生成的な側面についてもこの機会にぜひ考えたいと思います。睡眠も含めた生活リズムを整えることは重要です。人の少ない屋外での散歩はあなたの体調を整え気分転換にもなります(許されている時期であれば)。1日の始めと終わりに、自らの内なる静寂と熱を確認する時間を持つことは身体と魂を強めてくれることでしょう。また、活動を自粛し時間が生まれたら、散歩で見つけた季節の草花をスケッチしたり、あなたの大事な遠くに住む家族や友人に手紙を書いてみることも新鮮な喜びとなるでしょう。人との直接の接触を避ける必要がある今、意識的な温かいつながりを大事にしましょう。私たちは身体だけの存在ではないこと、意識・心の広がりには限界がないことを、今こそ実感できると思います。遠方の人へ温かな思いを寄せることは可能です。インターネットやデジタル機器の利用は、この時期には補いとして避けられないことです。その際、計画された集まりをただ単にオンラインに置き換えるというのではなく、本当にその集まりが私たちに必要であるから手段としてインターネットやデジタル機器を人間的に使うということを意識していただきたいと思います。

私たちアントロポゾフイー医学には、健康生成的な芸術療法、オイリュトミー療法、薬物療法、看護などがあります。関心をお持ちの方はお問い合わせください。
歴史的に、このような感染症・疫病の流行時には流言が飛び交うことが証明されています。また流言ではなくても極端な論説が広がることもあります。そのような時に忘れたくないのは、私たちの現代社会はそもそも様々な形で人間の健康を損なう可能性のあるものに満ちているということです。環境汚染、化学物質、食料品汚染や食料の非生命化、電磁波など。またメディアやSNSへの依存、経済的な格差も健康を妨げます。新型コロナウイルスに対抗できる治療薬がない現在、私たちの免疫を損なわない生活は重要で、これら健康を損なうものから身を守ることも重要です。しかし、今回の新型コロナウイルス感染症をどれか一つの問題に単純化するようなことがあれば、それこそ唯物主義的に健康問題を考えていると言えます。完全な人間が存在しないのと同じように、完全な世界は存在せず、だからこそ私たち一人一人ができることを自分で考え行っていくことに意味があるのです。

私たちは、通常医学を拡張する統合的な医療を行う医療者として、このような時にこそ公共の衛生を重視しながらも個人を尊重し、一人一人の健康を支えるためにみなさんとともにありたいと思います。
このような観点を求める方々に、この文章が届き、少しでも役に立つことができれば幸いです。

2020年4月6日
日本アントロポゾフイー医学の医師会

新型コロナウイルス感染症パンデミックに関しての声明(PDFファイル)