【中止となりました】2020年GW 国際アントロポゾフィー医学ゼミナール開催のお知らせ

【中止となりました】
新型コロナウイルスの流行状況を鑑み、この講座とシンポジウムは中止となりました。
日時を改めての開催はまた当ウェブサイトで告知いたします。

ゲーテアヌム医学セクションとの協力で、 世界中で開催されている、国際アントロポゾフイー医学ゼミナール( IPMT )は 日本でも2004年から11 回開催してきましたが、 再び2020年に開催することになりました。 海外講師として、過去の IPMT でも講師をお願いした 消化器専門医ハラルド・マテス氏、 園医・校医養成プログラムに関わっておられる小児科医カリン・ミヒャエル氏をお招きします。
2019年7月から日本アントロポゾフイー医学の医師会では アントロポゾフイー医師の国内養成を新しいカリキュラムで開始いたしました。その単位認定にも認められています。
今後 2年に1回のペースで1週間のゼミナールを開催したいと考えています。
アントロポゾフィー医学誕生100年に当たる2020年の今年は、新たな IPMTの1回めとして、テーマを物質体とエーテル体とし、 IPMTの特徴であるアントロポゾフィーの基本から臨床、 自分自身の内的成長に必要な講義まで、 立体的・総合的に学べるプログラムを用意しております。 ぜひアントロポゾフィー医学に関心のある方、 深く学びたい方にご参加いただければと思います。
また、IPMTに複数回参加された医師を対象に症例検討、スクールヘルスに関心のある方向けに園医・校医についての講義なども予定しています。
会場となる水輪では、自然豊かな環境で生命力溢れる食事を提供してくださいます。
1週間と長期のセミナーですが、豊かな環境で体験を軸に、集中的に学べる貴重な機会です。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

日時:  2020年4月29日 12時30分 〜 5月5日 12時30分
場所:  いのちの森 水輪
〒 380-0888 長野県長野市大字上ケ屋 2471ー 2198
HPアドレス http://suirin.com

アクセス : JR長野駅から車で約25分(ご希望の方には長野駅から乗合タクシー手配可能 です )
内容 : 自然観察、GA27読書会、芸術療法体験、臨床講座、内的な成長のための時間
( 選択制:  症例検討 または スクールヘルスについて)
対象者 : 医師・歯科医・医学生・医療従事者
(日本の国家資格またはゲーテアヌム医学セクション認定の資格を有する方)

費用 :  参加費・全日参加 医師 11万円 / 医療従事者 7万円
※前半 4/29 〜 5/2のみの部分参加 医師 6万円 / 医療従事者 4万円
後半 5/2 〜 5/5 (ただし全日参加が優先となります)
宿泊費・食費  73,800円(概算・税抜)
(2人〜4人部屋6泊17食付き / 個室は追加料金あり)
※セミナーのプログラムおよび詳しい申し込み方法は、裏面をご参照ください。
主催: 一般社団法人 日本アントロポゾフイー医学の医師会

参加申し込みは日本アントロポゾフィー医学の医師会事務局担当まで
qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp

1) 氏名 2) ご連絡先(電子メールアドレス・電話番号・ご住所)3) ご職業 4) 医療に関する国家資格または医学セクション認定の資格 5) 所属・勤務先
を明記の上、電子メールでお申し込みください。
折り返しご連絡いたします。

【中止となりました】2020年5月「新しい観点からとらえる現代のがん医療」講座とシンポジウムのお知らせ

【中止となりました】
新型コロナウイルスの流行状況を鑑み、この講座とシンポジウムは中止となりました。
日時を改めての開催はまた当ウェブサイトで告知いたします。

「新しい観点からとらえる現代のがん医療」~アントロポゾフィー医学的統合腫瘍学より~
講座とシンポジウムのお知らせ

日時:2020年5月6日(水祝)10:00 – 16:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
参加費:6000円 学生4000円

10:00 – 13:00 「癌の本質と治療について」ハラルド・マテス 通訳 入間カイ
14:00 – 14:15 ライアー演奏 勝田恭子(音楽療法士)
14:15 – 16:00 シンポジウム「統合腫瘍学の現状と未来について」
シンポジスト:ハラルド・マテス
パネリスト:萩原優 浦尾弥須子 藤原葉子
司会:小林國力

日本では、生涯でがんにかかる人が二人に一人と言われています。多くの場合、がんは死につながる不治の病である一方、近年の医学の進歩によって、長期に付き合う病気にもなってきています。
では、そもそもがんとはどのような病気なのでしょうか?
ウイルスや遺伝が関与するとわかっているものも一部ありますが、ほとんどが原因は不明で、予防のためにはストレスを減らして、生活習慣に気をつけましょう、というような一般論しか言われません。再発を予防したいと考えても、患者さん自らができることは、そう多くないのが現状です。また、通常医学の進化が著しいとしても、やはり副作用で苦しんだり、望まない治療をせざるを得ない場合もあると思います。
がんという疾患の本質的な意味を、医療者とともに患者さん自身が考えることができ、通常医学も含めた正しい知識とともに患者さん自身が選択し、それを医療者が支えることが重要です。そのためには、通常医学の発展とともに、統合的で補完的な医療が加わること、その両者による新しい統合的ながん治療が必要なのではないでしょうか。
世界的にも、がん治療に対し、通常医学と統合的な医学が協働する統合腫瘍学は新しい潮流を生み出しています。
アントロポゾフィー医学は、ちょうど100年前に哲学者であり社会運動家でもあったルドルフ・シュタイナーとイタ・ヴェークマン医師によって創始された医学体系です。通常医学を否定せず、拡張するという視点で、世界各地で発展しており、統合腫瘍学の分野でも、ヤドリギ治療などが注目されています。
今回は、アントロポゾフィー医学の観点から、がんの本質を捉え、通常医学をより統合的で人間的な医療に拡張する視点、そして具体的な治療を学び、シンポジウムでは、様々な経歴をお持ちでがんに関わる現場におられるシンポジストのみなさまと統合腫瘍学の現状と未来について、それぞれの立場からのご意見をお聞きし、深めていければと思います。


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