2019年10月 東京・岡山・久留米 ケン・タナカ氏「オランダの精神医療から学ぶ」講演のお知らせ

当医師会会員でもある精神科医のケン・タナカ先生がオランダから来日され、久留米、岡山、東京で講演を行います。オランダのリーフェグッド・クリニックでは地域でのリカバリーを支援するため、通常医学に加え、アントロポゾフィー医学の理念に基づく精神科ケアの実践が行われています。
当医師会主催もしくは共催ではなく他団体主催の講演となりますが、関心のある方は足をお運びいただきたく、主催団体様の許可を得て掲載させていただきます。

ケン・タナカ氏
ドイツ生まれ。アムステルダム自由大学医学部卒。その後、急性期の危機介入などの精神科医療、オランダ司法精神医療施設での依存症の治療、FACT(flexible assertive community treatment)の精神科治療にあたる。2013年よりリーフェグッド・クリニック(Lievegoed Klinik)とGGZ Centraal精神病院に勤務。

久留米講演(Lily of the Valley 主催)
「オランダにおけるリカバリー志向の地域精神医療」
2019年10月19日(土) 10:00~12:30 久留米大学医学部看護学科 講議室5 (4F)
http://forms.gle/tssoUZBFMJQAj4jB8

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予防接種/ワクチンに関する声明

注目

ゲーテアヌム医学セクション、およびアントロポゾフィー医学を実践する各国の医師会の連盟であるIVAAから予防接種/ワクチンに関する声明が出されました。
https://www.ivaa.info/latest-news/article/article/anthroposophic-medicine-statement-on-vaccination/
以下に日本語訳を掲載いたします。当医師会もIVAAに加盟しています。

予防接種についてのアントロポゾフィー医学の声明
2019年4月15日 プレスリリース
ゲーテアヌム医学セクション、およびIVAA

ワクチン(予防接種)は、健康教育、環境衛生および適切な栄養とともに、感染症を予防するために重要な手段です。前世紀に、ワクチンは数え切れないほどの命を救ってきました。例としてワクチンは天然痘の根絶を可能にし、近年ポリオも撲滅に近づきつつあります。

アントロポゾフィー医学は、国際保健に対するワクチンの貢献を全面的に評価しており、生命を脅かす病気を予防するための重要な手段として予防接種をゆるぎなく支持しています。アントロポゾフィー医学は反ワクチンではなく、反ワクチンの動きを支持しません。

アントロポゾフィー医学の修練を受けた医師は、その国の法律に従って行動し、関連する科学的情報およびその国の予防接種の推奨事項を理解するのを助けるために、患者(またはその保護者)に注意深い助言をすることが期待されています。予防接種が義務ではないが、インフォームドコンセント(患者への説明と同意)が必要とされる国においては、個別予防接種スケジュールについて患者(または保護者)と合意することが含まれます。これらには、たとえば乳児期の予防接種のタイミングを調整することなども含まれます。

現在進行している研究や、その地域の感染症のパターンおよび社会経済的なリスクファクターを考慮に入れて、個々のアントロポゾフィー医学の医師は特定のワクチンおよび適切なワクチンスケジュールについての科学的議論に参加しています。アントロポゾフィー医学は科学に賛同の立場を取っており、今日のワクチンを巡って分裂した状況においては科学的な議論を継続していくことがこれまで以上に重要になっています。 詳しくは下記までご連絡ください。

Elisa Baldini, elisa.baldini@ivaa.info

元の声明(英語)のダウンロードは こちら.

ゲーテアヌム医学セクションについて

スイスのドルナッハにあるゲーテアヌム医学部門は、アントロポゾフィー医学の国際的な中心地です。ゲーテアヌム医学部門は、会議と国際的な卒後医学トレーニングコースを通じてアントロポゾフィー医学の更なる発展を促進し、アントロポゾフィー医学の研究と訓練をコーディネートする役割を果たしています。

IVAAについて
( Internationale Vereinigung Anthroposophischer Ärztegesellschaften <ドイツ語> / the International Federation of Anthroposophic Medical Associations <英語> )

VAA、国際アントロポゾフィー医学協会連合は、アントロポゾフィー医学の認知とヘルスケアシステムにおいての導入を推進しています。 IVAAの目的は、アントロポゾフィー医学の利点が広く認識されること、および患者と施療者が補完的なアントロポゾフィー医学および治療に正しくアクセスできることです。
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2012年 国際アントロポゾフィー医学ゼミナール開催のお知らせ

2012年 国際アントロポゾフィー医学ゼミナール開催のお知らせ

「アントロポゾフィー医学」は、ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)によって始められたアントロポゾフィー(人智学)を基盤とし、医学博士 イタ・ヴェークマン(1876~1943)の協力を得て創始されました。人間への深い洞察力をもとに、自然科学による医学研究の成果と高次の精神的/魂的な次元からの理解を統合することで、より拡張された医学が生み出されました。現代に生きる医療者にとって科学的思考にとどまらず、さらに人間個人の全体像をより高い次元で洞察し、より豊かな医療を目指すことは未来の医療として大変重要なことです。

日本のアントロポゾフィー医学発展を目指し、医師養成コースとして国際アントロポゾフィー医学ゼミナール(IPMT)が開催されてから7年の月日が経ちました。日本におけるアントロポゾフィー医学の発展は一歩一歩進んでおり、来春には2012年 国際アントロポゾフィー医学ゼミナールを開催いたします。

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