2021年2-4月(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座<各論編>

注目

(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座 「各論編」のご案内

2020年9月〜11月に、アントロポゾフィー医学の医師会会員による、アントロポゾフィー医学連続 基礎講座「総論編」をお届けしました。今回は各専門領域における「各論編」を以下の日程で開催します。

私たち会員が、医師向けにアントロポゾフィー医学を紹介するという講座は、前回の総論編が初めての試 みでした。私たちは皆学びの途上ではありますが、引き続き、各専門領域でアントロポゾフィー医学をどのようにとらえるか、どのように臨床に生かしているかなどを、お話する予定です。

前回同様1時間の講義のあと、内容に関する質問や他の会員医師も参加してのトークの時間となります。

【対象】アントロポゾフィー医学の医師会会員 会員の紹介による、関心をお持ちの医師・医学生など。

【参加費】会員1回 1000円 ( 全5回 3000円 )、非会員 1回 2000円 ( 全5回 6000円 )
*連続講座ですのでできるだけ全5回ご参加ください。
*総論編は録画視聴ができます。先に総論編を受講してからのご参加をお勧めします。

【参加方法】Zoom による。5分前から入室可、前日に URL 送付します。( 録画配信予定あり )
【内容・日時】土曜夜または日曜午前

<各論編>各専門領域医師による講座

1、内科     安達晴己  2月 7日 ( 日 ) 10時~11時半
2、精神科 塚原美穂子 2月28日 ( 日 ) 10時~11時半
3、小児科 小林啓子     3月 7日 ( 日 )    10時~11時半
4、皮膚科 山本百合子 3月 27 日 ( 土 )  19時~20時半
5、歯科       山本勇人     4月17日 ( 土 )    19時~20時半

*それぞれの講座の内容については、追ってご連絡いたします。

【講師の所属と専門領域】
安達晴己 小さいおうち自由クリニック院長/千鳥橋病院附属城浜診療所非常勤 一般内科 塚原美穂子 就労移行支援事業所ベルーフ 精神科
小林啓子 ひかりのつぼみ自由クリニック院長/北原ライフサポートクリニック非常勤 小児科
山本百合子 すみれが丘ひだまりクリニック院長 皮膚科
山本勇人 山本歯科医院院長 歯科口腔外科

【申込み・問い合わせ】
日本アントロポゾフィー医学の医師会事務局
E-mail: qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp
まで、お名前と会員の有無、URL を送付するメールアドレスを明記の上お申し込みください。
*この講座は認定医のための単位取得の対象です。認定医を目指している方はぜひご参加ください。

一般社団法人日本アントロポゾフィー医学の医師会 主催

11/21、22「ヤドリギ」出版記念オンライン講座のお知らせ

注目

「ヤドリギ」出版記念 オンライン講座

一般向け入門講座 :『がんの緩和・治療−ヤドリギと宿主の木々の力』
医療者向け実践講座:『ヤドリギと13の木々と7つの金属−がんを超えて広がる治療薬の力』

がんのヤドリギ療法について取り上げたヨハネス・ヴィルケンス氏とゲート・ベーム氏による著作「ヤドリギ−がんを癒す自然の力」(涼風書林)の日本語訳が今年8月に出版されました。( Amazonリンクはこちら

ヤドリギによるがん治療は、ルドルフ・シュタイナーによって20世紀のはじめにその可能性が示され、現在では主にヨーロッパにおいて現代医学の標準的な治療を補完する治療として行われています。本書では特にヤドリギの宿主となる木々の種類による違いとそれに応じた実際の臨床例が詳しく紹介されています。さらにまたアントロポゾフィー医学における人間観察と自然観察についても多くの示唆が得られる内容になっています。

今回著者であるヨハネス・ヴィルケンス医師を講師にお迎えしてオンライン講座を企画しました。1日目の一般向け入門講座では、ヤドリギ療法を中心にアントロポゾフィー医学の観点からがん治療一般について、2日目の医療者向け実践講座では、主に医療を提供する側の視点から、ヤドリギを使った治療の実際について、宿主の木々と金属の関係も含めて、また対象の疾患をがんに限定せずにお話しいただく予定です。

日時:2020年11月21日(土) 16:00-17:30、18:00-19:30  (定員:各回100名)

一般向け入門講座 :『がんの緩和・治療−ヤドリギと宿主の木々の力』

11月22日(日) 16:00-17:30、18:00-19:30  (定員:各回50名)

医療者向け実践講座:『ヤドリギと13の木々と7つの金属−がんを超えて広がる治療薬の力』

講師:ヨハネス・ヴィルケンス医師

通訳:入間カイ氏、竹下哲生氏

参加方法:Zoom

 

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2021年1月23日追加オンラインセミナー「疫病の宇宙的理解と治療薬2」

2021年1月9-10日オンラインセミナー「疫病の宇宙的理解と治療薬」終了しましたが、1月23日に追加で続編を開催することになりましたので、告知いたします。

「疫病の宇宙的理解と治療薬 2」

日時 :  2021年1月23日(土)
両日とも 16:00 – 18:00 19:30 – 21:30

開催:ZOOMによるオンライン開催 (前日までにURL送付)
参加費:8000円 ( 録画参加可(参加費は同額になります))

対象:医療従事者、一般 (定員92名)

講師:アルベルト・ヨセフ・シュミドリー(ドクタートレーナー、医薬品開発者)
通訳 :入間カイ

締切:2021年1月20日

共催 :一般社団法人 日本アントロポゾフィー医学の医師会、医療法人 あげつまクリニック
協力:アントロポゾフィーに基づく日本薬剤師協会

お申し込み先:アントロポゾフィー医学の医師会 qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp

①氏名(フリガナ)  ②住所 ③メールアドレス  ④職業 ⑤所属されている方は、アントロポゾフィー系所属団体
をご明記のうえ、1月20日までにメールでお申し込みください。折り返し振込先をお知らせします。入金確認後、受講前日までにURLをお知らせします。

1月9日10日の講座の視聴をご希望される方は別途16000円で視聴可能です。

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<以下、講座担当よりの報告です>

2021年1月9-10日オンラインセミナー「疫病の宇宙的理解と治療薬」終了しました。
シュミドリーさんに講演いただきましたが、本当に素晴らしい内容でした。私たちが今、どのような状況に置かれているのか、何が求められているのか。深い本質を捉えて講義を準備してくださいました。

取り扱った治療薬はアントロポゾフィー医薬品の基本となるドロン類を含めて、通常は呼吸器感染症で使わない治療薬も予防的に使えますよ、とか、ルビコンで使う鉄のはしごなど聞きたい内容が盛りだくさんでした。
開始前の時点で、今回準備した内容は予定した時間内には終わりませんとおっしゃっていたのですが、予告通りまだこれからハーヴェルヘーエでの使用薬剤のお話など待っていますので、もう1日、続編を企画しました。
今、知りたいテーマなので、急ですが1月23日に開催します。前回見逃した方は録画視聴も16000円で出来ますのであわせて医師会事務局までご連絡ください。

2021年1月9-10日オンラインセミナー「疫病の宇宙的理解と治療薬」

「こんな時だからこそ、皆さんの魂に栄養が必要です。皆さんに勇気と元気を届けたい。」アルベルト・シュミドリー

第8回目を迎えます、あげつまクリニックセミナーのご案内です。
ヴェレダ社でアントロポゾフィー医薬品開発に関わってこられたアルベルト・シュミドリー氏を講師に、今回は、「疫病の宇宙的理解と治療薬」というテーマで、シュタイナーによるパンデミックの宇宙的な背景の考察と、呼吸器感染症のアントロポゾフィー医薬品について解説していただきます。あげつまクリニックセミナーは例年豊田市のあげつまクリニックで開催して参りましたが、今年は講師をお呼びすることが難しいことが予想されましたので、ZOOMを使ったウェブセミナーでの開催となります。

アントロポゾフィー医薬品を患者さんに正しく使うためには、私たちがその原材料の持つ本質や製法の意味を理解していることが必要です。シュミドリー氏の、惑星や金属、鉱物、動物、植物に対する深い洞察に至る思考の流れをともに辿りながら、ヴェレダ社で長年アントロポゾフィー医薬品開発に携わってこられた経験に基づく貴重なお話をお聴きいただけます。

遠方で今までなかなか参加できなかった方は、オンライン開催のこの機会にぜひご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。

日時 :  2021年1月9日(土)/ 10日(日)
両日とも 16:00 – 18:00 19:30 – 21:30

開催:ZOOMによるオンライン開催 (前日までにURL送付)
参加費:16000円 ( 録画参加可(参加費は同額になります))

対象:医療従事者、一般 (定員92名)

講師:アルベルト・ヨセフ・シュミドリー(ドクタートレーナー、医薬品開発者)
通訳 :入間カイ


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(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座のご案内

(医師・医学生対象)アントロポゾフィー医学連続基礎講座(オンライン)のご案内

これまでIPMTなどを通じて、アントロポゾフィー医学を学び実践してきた医師による、医師・医学生のためのオンライン講義を行います。総論編としてまず5回シリーズで9~11月に、各論編として2021年に各専門領域からの講座も予定しています。

6月20日には、何度も来日してくださっているハラルド・マテス氏によるアントロポゾフィー医学入門講座をオンラインで開催しましたが、今回は日本の医師による連続基礎講座となります。1時間の基礎的な講義のあと、内容に関する質問や、アントロポゾフィー医学を実践している医師会員医師も参加してのトークの時間を企画しています。書籍や座学だけではなかなか理解しにくいアントロポゾフィー医学の基礎概念について、日本での状況を踏まえ、これまでの実践経験をまじえてわかりやすくお伝えしたいと思っております。

【対象】
アントロポゾフィー医学の医師会会員、およびアントロポゾフィー医学に関心のある医師・医学生(原則会員からのご紹介とさせていただいていますが、ご関心ある方は事務局までお問い合わせください)
【参加費】
会員1回1000円(全5回3000円)
非会員1回2000円(全5回6000円)
*シリーズになっておりますのでできるだけ全5回ご参加ください。(当日ご都合のつかない場合は、後日講義部分の録画アーカイブ視聴可能です)

参加方法】ZOOMによる。10分前から入室可、前日にURL送付します。(録画配信予定あり)
【内容・日時】土曜夜または日曜午前

<総論編>アントロポゾフィー医学における基本的な人間の認識像/疾病原理(全5回)
1、四つの構成要素/三分節構造(宮里幹也)     9月19日(土)19時~20時半
2、小箱講義から      (宮里幹也)   10月11日(日)10時~11時半
3、一生を通した成長、変化   (安達晴己)    10月18日(日)10時~11時半
4、炎症と硬化       (小林國力)    11月7日(土)19時~20時半
5、四つの臓器       (塚原美穂子)11月14日(土)19時~20時半
*約1時間の講義、後半30分は質問やトークの時間を予定しています。

【講師の所属と専門領域】

宮里幹也  国立循環器病研究センター研究所 生化学・内科
安達晴己  小さいおうち自由クリニック院長/千鳥橋病院付属城浜診療所非常勤 一般内科
小林國力  佐野川クリニック院長 内科
塚原美穂子 就労移行支援事業所ベルーフ 精神科

【申込み・問い合わせ】

日本アントロポゾフィー医学の医師会事務局    E-mail:qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jpまで
お名前と会員の有無、URLを送付するメールアドレスを明記の上お申し込みください。

*この講座は認定医のための単位取得の対象です。認定医を目指している方はぜひご参加ください。

一般社団法人日本アントロポゾフィー医学の医師会 主催

 

アントロポゾフィー医学100周年記念医学総会と地域会議

今年2020年は、ルドルフ・シュタイナーとイタ・ヴェークマン医師がアントロポゾフィー医学を創始してから100周年にあたります。9月12日から20日までスイス・ドルナッハのゲーテアヌムで、アントロポゾフィー医学の教育・研究の本部である、精神科学自由大学・医学部門の医学総会が、100周年記念として行われています。テーマは「Crossing Bridges – Being Human ! (橋をかける- 人間であること!)」です。
https://medsektion-goetheanum.org/en/anthroposophic-medicine/bridges/

当医師会からも会員が毎年医学総会に参加していますが、本来であれば本年も参加し、アントロポゾフィー医学創始100周年を祝う予定でしたが、新型コロナウイルスの流行に見舞われ、参加が困難となりました。同じく参加が困難になった各国で、その代わりとして、その地域での地域会議(Regional Conferences)が行われることとなっています。

当医師会では、9月20日(日)に日本でのオンライン地域会議を行うこととなりました。現在ドルナッハで行われている医学総会の中核となる講義の一部をビデオ収録したものを視聴し、話し合いを行います。今回のオンライン地域会議は、当医師会と日本アントロポゾフィー医療の会会員の希望者向けとなり、非会員向けの参加募集はしておりませんが、活動報告としてお知らせいたします。

また、来年2021年になりますが、アントロポゾフィー医学100周年を記念した企画を検討中です。詳細が決定しましたら当ウェブサイトにてお知らせする予定です。

ドルナッハ・ゲーテアヌムでの医学総会の模様はFacebookのゲーテアヌム精神科学自由大学医学部門のページに掲載がありますのでご関心ある方はご覧ください。
https://www.facebook.com/medical.section.goetheanum

5Gと新型コロナウイルス感染症の関連を示唆する動画内容についての当会の見解

5Gと新型コロナウイルス感染症の関連を示唆する動画内容についての当会の見解

今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に関して、第5世代移動通信システム(5G)が原因であるとの、アメリカの医師の発言の動画がYoutube等の動画ウェブサイトに出回っておりました。
動画は英語ですが一部は日本語字幕もつけられたものが見受けられました。当該医師について、アメリカのアントロポゾフィー医学の医師であるという説も出ており、また内容について当医師会会員からも疑義を抱くような内容であったため、当医師会より、アントロポゾフィー医学の教育や広報を担う本部である、スイス・ドルナッハの精神科学自由大学医学セクション(以下、「医学セクション」とします)に対して、問い合わせを行いました。

1)動画冒頭のシュタイナーが言ったとされる言葉について
動画冒頭で当該医師は、1918年にスペイン風邪のパンデミックについて、ルドルフ・シュタイナーが「ウイルスは細胞が毒を受けたときに放出するDNAやRNAの破片であり、それら自身が病気の原因ではない」と語った、と言っています。これについて確認したところ、医学セクションからは、「当該医師の発言は、あまりにも単純な説明にされており、ルドルフ・シュタイナーの記述はもっとはるかに複雑でした。ルドルフ・シュタイナーは一度として『ウイルス』について語ったことはありません。上記に言及された『DNA』」や『RNA』を含む引用は、ゲオルグ・ゾルトナー(医学セクション共同代表)によれば、偽りです」との回答でした。
歴史的経緯を見ても、シュタイナーは1925年に死没しており、ウイルスの発見やDNAの発見はそれよりずっと後のことです(例:タバコモザイクウイルスが結晶化され確認された年が1935年、DNAが遺伝子の本体である関連が示唆されたのは1940年代)。

2)当該医師とアントロポゾフィー医学との関係について
医学セクションからは、「当該医師は過去15年間、アメリカ・アントロポゾフィー医師会のいかなる役職にも関わっていません。これは、私たちはPAAM(アメリカのアントロポゾフィー医学医師会)から文書で確認を受け取っています。医学セクション自体も、当該医師とはいかなるコンタクトももっていません」という回答を得ています。

3)5Gと新型コロナウイルスとの関係についての見解
医学セクションより、「SARS-CoV-2を5Gネット回線によって単一因果論的に説明することも、医学セクション代表は疑わしいとして退けています」という回答を得ています。

以上をふまえ、動画の内容は当該医師の私見であり、ルドルフ・シュタイナーの言葉とされる部分も、当該医師による私的な解釈が大きく含まれており、シュタイナーおよびアントロポゾフィー医学の見解とは見なされない、ということが医学セクションおよび当医師会の立場です。

6/20オンライン講座「世界におけるアントロポゾフィー医学概論」のお知らせ(医師対象)

直前のお知らせになってしまいましたが、6/20(土)にオンライン(ZOOM)による、ハラルド・マテス氏によるアントロポゾフィー医学講座「世界におけるアントロポゾフィー医学概論」を行います。
5月に開催される予定だった国際アントロポゾフィー医学ゼミナールの講座の一部の内容になります。入門/紹介的な内容になりますので、初めての方のご参加お待ちしています。
★今回、参加資格は医師の方とさせていただきます。ご関心・ご興味お持ちの方のお申し込みをお待ちしております。

日時 2020年6月20日(土) 16時〜18時30分 
16-17時     「世界のアントロポゾフィー医学の現状・概論」
17時-17時30分  休憩
17時30分-18時30分 「アントロポゾフィー医学入門」
講師 ハラルド・マテス医師 (ベルリン・ハーフェルヘーエ病院
通訳 入間カイ氏
参加費 1コマ 2000円 2コマ 4000円
参加資格 医師

参加を希望される方は
事前に電子メールで、
医師会事務局 qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp
までお名前、ご所属、ご連絡先を明記の上、申し込みをお願いいたします。
申し込みいただいた方には事務局から参加および視聴方法をご連絡いたします。

新型コロナウイルス感染症パンデミックに関しての当会よりの声明

日本アントロポゾフイー医学の医師会より
新型コロナウイルス感染症パンデミックに関して
http://j-paam.org/statements/about_covid-19_pandemic

はじめに、世界中、日本中の新型コロナウイルス感染症で苦しんでおられる方々に、心よりお見舞い申し上げます。また同時に、最前線で日々奮闘されている同僚の医療従事者のみなさまに心からの敬意と感謝を申し上げます。
私たち日本アントロポゾフィー医学の医師会は、今回の新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に関して、世界中の科学者が知見を集め、医療崩壊を防ぎ、少しでも多くの命を救うべく努力を続けていることを全面的に支持します。
また、各国の政府が、医療関係者と協力し、経済的な困窮により人々が健康を害することがないように注力し続けることを要望します。

そして市民のみなさんへ。
みなさん自身とみなさんの大切な人を守るために、ウイルス感染の予防に努力しましょう。
日常的な石鹸による手洗い、人混みを避ける、密閉された環境を避ける、近距離での会話やボディタッチ(密接)を避けるなどの、基本的な新型コロナウイルス感染症予防方法を行っていただくようお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の会見や海外での状況を、どうぞ、全ての人々が真剣に受け止め、しばらくの間家に留まるようにしてほしいと思います。
今世界の情勢を見ると誰もが恐怖を感じます。恐れを感じながらも、客観的な情報をもとに危機感を持って対応したいと思います。外側から襲ってくる恐怖と私たちの内側にある不安が過剰になると、より困難な状況を作り出すかもしれません。親しい方々と気持ちを共有する、必要な対策を淡々と行う、日常生活を大切に送るなどによって、過度な不安に囚われないようにしたいものです。

それだけでなく、健康生成的な側面についてもこの機会にぜひ考えたいと思います。睡眠も含めた生活リズムを整えることは重要です。人の少ない屋外での散歩はあなたの体調を整え気分転換にもなります(許されている時期であれば)。1日の始めと終わりに、自らの内なる静寂と熱を確認する時間を持つことは身体と魂を強めてくれることでしょう。また、活動を自粛し時間が生まれたら、散歩で見つけた季節の草花をスケッチしたり、あなたの大事な遠くに住む家族や友人に手紙を書いてみることも新鮮な喜びとなるでしょう。人との直接の接触を避ける必要がある今、意識的な温かいつながりを大事にしましょう。私たちは身体だけの存在ではないこと、意識・心の広がりには限界がないことを、今こそ実感できると思います。遠方の人へ温かな思いを寄せることは可能です。インターネットやデジタル機器の利用は、この時期には補いとして避けられないことです。その際、計画された集まりをただ単にオンラインに置き換えるというのではなく、本当にその集まりが私たちに必要であるから手段としてインターネットやデジタル機器を人間的に使うということを意識していただきたいと思います。

私たちアントロポゾフイー医学には、健康生成的な芸術療法、オイリュトミー療法、薬物療法、看護などがあります。関心をお持ちの方はお問い合わせください。
歴史的に、このような感染症・疫病の流行時には流言が飛び交うことが証明されています。また流言ではなくても極端な論説が広がることもあります。そのような時に忘れたくないのは、私たちの現代社会はそもそも様々な形で人間の健康を損なう可能性のあるものに満ちているということです。環境汚染、化学物質、食料品汚染や食料の非生命化、電磁波など。またメディアやSNSへの依存、経済的な格差も健康を妨げます。新型コロナウイルスに対抗できる治療薬がない現在、私たちの免疫を損なわない生活は重要で、これら健康を損なうものから身を守ることも重要です。しかし、今回の新型コロナウイルス感染症をどれか一つの問題に単純化するようなことがあれば、それこそ唯物主義的に健康問題を考えていると言えます。完全な人間が存在しないのと同じように、完全な世界は存在せず、だからこそ私たち一人一人ができることを自分で考え行っていくことに意味があるのです。

私たちは、通常医学を拡張する統合的な医療を行う医療者として、このような時にこそ公共の衛生を重視しながらも個人を尊重し、一人一人の健康を支えるためにみなさんとともにありたいと思います。
このような観点を求める方々に、この文章が届き、少しでも役に立つことができれば幸いです。

2020年4月6日
日本アントロポゾフイー医学の医師会

新型コロナウイルス感染症パンデミックに関しての声明(PDFファイル)

新型コロナウイルス(COVID-19)に関するアントロポゾフィー医学からの見解

一般のみなさまへ

 

世界中、日本中の新型コロナウイルス感染症で苦しんでおられる方々にお見舞い申し上げます。また同時に、最前線で日々奮闘されている同僚の医療従事者のみなさまに心からの敬意と感謝を申し上げます。

アントロポゾフィー医学の教育や広報を担う本部である、スイス・ドルナッハの精神科学自由大学医学セクションからの、新型コロナウイルスの最新の知見を踏まえたアントロポゾフィー医学的な一つの見解をみなさまにお伝えいたします。

「コロナ・パンデミックーいくつかの観点と展望」
ゲーテアヌム精神科学自由大学医学部門の共同代表、マティアス・ギルケとゲオルグ・ゾルトナーからの寄稿です。(トップページのメニューバー「医師会からの声明」内にあります。上のリンク、または下のPDFビューワーからご覧ください)

JPCorona-PandemieAspekteundPerspektiven

 

また、ドイツ・ベルリンにあるハーヴェルヘーエ病院で新型コロナウイルス外来を開設し、今まさに入院加療にも当たっているハラルド・マテス医師からの文章も以下に掲載いたします(原文<ドイツ語>はこちらです)。
私たちは、通常医療と同時に、補完的な医療としてのアントロポゾフィー医学を学び実践する医師の集まりですが、パンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症の今後の収束を願うとともに、健康生成的な側面にも目を向けたいと思います。
このような観点を求める方々に、この文章が届き、少しでも役に立つことができれば幸いです。

一般社団法人 日本アントロポゾフィー医学の医師会 代表 安達晴己

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時代を映す症状―自身の免疫で高齢者を守る
2020年3月18日

ハーヴェルヘーエ病院は、ベルリンで最初の病院のひとつとして、Covid-19の患者のためのコロナ外来を設置しました。ドイツ全土でまだ4千例に達していなかった3月中旬に院長のハラルト・マテス氏に話を聞きました。

ベルリンの現在の状況は?

ハラルト・マテス: 私たちの病院は、独立したコロナ外来で患者にウイルス検査を実施して必要な場合は治療をする6つの病院の中のひとつです。大変な数の感染を心配する人たちが殺到しています。そこで、私たちは次のことを決めました。患者には敷地内の隔離した専用の建物で対応することで、更なる感染の拡大の危険を回避するということです。Tagesschauの夕方のニュースでこの外来が紹介されました。さらに私たちは4〜6回線のホットラインを設置して、心配する人たちに最初のやりとりの中で助言を与え、その後、必要があればコロナ外来で検査を受けるようにお願いしています。ロベルト・コッホ研究所のガイドラインに従って、私たちはすでに症状を示している人しか検査することができません。ですから、南チロルから来た人や感染者と接触して、自分が健康かどうか確かめたいだけの人などは、最初からまったく来る必要はないのです。ほかの病院では、問い合わせのおよそ90%を占めるこのような人たちが押し寄せて、救急外来や急性期外来が塞がってしまっています。この電話ホットラインによって前もって選別することは非常に有用であることが明らかになりました。
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