2020年5月「新しい観点からとらえる現代のがん医療」講座とシンポジウムのお知らせ

「新しい観点からとらえる現代のがん医療」~アントロポゾフィー医学的統合腫瘍学より~
講座とシンポジウムのお知らせ

日時:2020年5月6日(水祝)10:00 – 16:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
参加費:6000円 学生4000円

10:00 – 13:00 「癌の本質と治療について」ハラルド・マテス 通訳 入間カイ
14:00 – 14:15 ライアー演奏 勝田恭子(音楽療法士)
14:15 – 16:00 シンポジウム「統合腫瘍学の現状と未来について」
シンポジスト:ハラルド・マテス
パネリスト:萩原優 浦尾弥須子 藤原葉子
司会:小林國力

日本では、生涯でがんにかかる人が二人に一人と言われています。多くの場合、がんは死につながる不治の病である一方、近年の医学の進歩によって、長期に付き合う病気にもなってきています。
では、そもそもがんとはどのような病気なのでしょうか?
ウイルスや遺伝が関与するとわかっているものも一部ありますが、ほとんどが原因は不明で、予防のためにはストレスを減らして、生活習慣に気をつけましょう、というような一般論しか言われません。再発を予防したいと考えても、患者さん自らができることは、そう多くないのが現状です。また、通常医学の進化が著しいとしても、やはり副作用で苦しんだり、望まない治療をせざるを得ない場合もあると思います。
がんという疾患の本質的な意味を、医療者とともに患者さん自身が考えることができ、通常医学も含めた正しい知識とともに患者さん自身が選択し、それを医療者が支えることが重要です。そのためには、通常医学の発展とともに、統合的で補完的な医療が加わること、その両者による新しい統合的ながん治療が必要なのではないでしょうか。
世界的にも、がん治療に対し、通常医学と統合的な医学が協働する統合腫瘍学は新しい潮流を生み出しています。
アントロポゾフィー医学は、ちょうど100年前に哲学者であり社会運動家でもあったルドルフ・シュタイナーとイタ・ヴェークマン医師によって創始された医学体系です。通常医学を否定せず、拡張するという視点で、世界各地で発展しており、統合腫瘍学の分野でも、ヤドリギ治療などが注目されています。
今回は、アントロポゾフィー医学の観点から、がんの本質を捉え、通常医学をより統合的で人間的な医療に拡張する視点、そして具体的な治療を学び、シンポジウムでは、様々な経歴をお持ちでがんに関わる現場におられるシンポジストのみなさまと統合腫瘍学の現状と未来について、それぞれの立場からのご意見をお聞きし、深めていければと思います。


< 講師 / シンポジスト プロフィール>
ハラルド・マテス Harald Matthes:ベルリン自由大学医学部卒業 米国スタンフォード大学付属病院(米)、英国のハマースミス病院(英)などの留学を経て ハーベルヘーエ共同体病院院長および胃腸病学部門部長 内科指導医、消化器病指導医ドイツ内科医科学会、ドイツ連邦内科医会、アメリカ胃腸病学会、GAÄD(ドイツアントロポゾフィー医師会)など。
萩原 優:広島大学医学部卒業後、東京女子医大、聖マリアンナ医科大学外科にて消化器外科緩和医療に従事。准教授を経て2005年退職。現在「イーハトーヴクリニック」開業。聖マリアンナ医大客員教授外科医としての経験を活かし、ホリスティックな医療を行っている。
浦尾弥須子:東京女子医大卒業後、慶應義塾大学耳鼻咽喉科に入局。頭頸部外科、耳鼻咽喉科心身症を専門として、慶應義塾大学非常勤講師及び関連病院部長を長年務める。2019年3月まで日本鋼管病院耳鼻咽喉科部長、こうかんクリニック副院長。4月からは浦尾医院院長と同院非常勤嘱託医を兼任。日本アントロポゾフィー医学の医師会会員。
藤原葉子:信州大学医学部卒業後、麻酔科標榜医、指導医資格取得。その後、勤医協中央病院にて緩和ケア研修し、2017年緩和ケア認定医取得。2016年よりホームケアクリニック札幌院長。現在日本緩和医療学会代議員。日本アントロポゾフィー医学の医師会理事。
小林國力(こばやしこくりき):信州大学医学部卒業。卒業後約20年間外科医として勤務したのち、現在は主に高齢者医療に取り組む。佐野川クリニック院長。日本アントロポゾフィー医学の医師会理事。

主催;一般社団法人日本アントロポゾフィー医学の医師会/すみれが丘ひだまりクリニック

参加申し込み方法: 電子メールにて、ご職業・ 勤務先・連絡先(電子メール・電話番号・住所)を明記の上、お申し込みください。 折り返しご連絡いたします。
申 し 込 み 期 間 2020年1月6日 〜 2020年4月1日
申し込み・問い合わせ先
一般社団法人 日本アントロポゾフィー医学の医師会・事務局  http://j-paam.org/office
〒 224 – 0013 横浜市都筑区すみれが丘13 -3 すみれが丘ひだまりクリニック内
eーmail qqnf5rk50@jupiter.ocn.ne.jp (FAX.045ー592ー0067 )