2015年5月、ミヒャエラ・グレックラー医師連続講演会のお知らせ(東京、福岡、大阪)
『私たちにとって、健康とはいったい何でしょうか?』
この問いかけは、現代社会において最も切実なものになってきています。
なぜなら、目まぐるしく変化を続けるこの現代社会のなかで、肉体的にも精神的にも安定し、真の健康を保ち続けることが私たち一人ひとりにとって大変困難な時代になってきているからです。
そして問題は私たち自身の肉体的、精神的な健康だけにはとどまりません。身の周りの社会を少し見わたすだけでも、親が不安を抱えながら行う子育て、高齢者同士による厳しい介護生活、身寄りもなく単身での闘病生活などといった社会における健康の問題も数多く存在しています。
どうしたら私たち自身が未来に向けて真の健康的な肉体と精神を持ち、健康な社会をも形成していくことができるのでしょうか。そして、未来の子どもたちが健康的に成長していくために、私たちや社会ができることは何でしょうか。
2015年5月3日(日)、4日(月)、5日(火)、6日(水)の4日間にわたり、ミヒャエラ・グレックラー医師(ゲーテアヌム精神科学自由大学・医学セクション代表/医学博士/小児科医)による連続講演会を行うことになりました。今回は5月3日、4日は東京、5日は福岡、6日は大阪にて講演会が行われます。日本を縦断するこの連続講演会は、ミヒャエラ・グレックラー医師にとって情熱的なチャレンジであり、私たち日本人にとっても嘗てないほどの大きな学びになることでしょう。
4日間にわたり、健康を通して私たち自身とその生きている社会全体見つめ、人間の健康と社会の癒しについて話をしていただきます。
東京、福岡、大阪の各地域でサブテーマを変えながら有機的なお話をしていただきますので、どうぞ各地域を自由に選択し御参加ください。
*今後の詳しい情報や申込み等については、今後このHPに掲載して参ります。
【東京講演】2015年5月3日(日)・4日(月祝)
2015年5月3日(日)16:00~18:30
講演:「アントロポゾフィーにおける教育者と医療従事者の協働作業」
【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟 国際会議場)
【通訳】入間カイ
2015年5月4日(月・祝)10:00~12:00
公開講座1:「社会を癒す ~アントロポゾフィー医学の可能性を考える~」
【会場】青山学院大学 9号館
【通訳】入間カイ
2015年5月4日(月・祝)14:00~16:00
公開講座2:
「社会を癒す ~日本社会におけるアントロポゾフィー医学の役割~ 」
【会場】青山学院大学 9号館
【通訳】入間カイ
【福岡講演】 2015年5月5日(火・祝)
タイトル「生命を育む教育、生命に寄り添う医療」
10:00-12:00 Ⅰ 「医学的な観点からの子どもの成長と教育」
13:30-15:00 Ⅱ 「現代の子どもがもつ困難さと私たちができること」
15:30-17:00 Ⅲ 「大人の疾患と子ども時代、社会との関わり
~アントロポゾフィー医学を通して~」
【会場】九州大学西新プラザ
【通訳】竹下哲生
【大阪講演】 2015年5月6日(水・祝)
10:00-12:00
「どのようにして健康は生成されるのか~予防医学的視点から考える教育と医療~」
14:00-16:00 「人生の困難や病の克服 ~人生を支える教育と医療の協働~」
【会場】大阪府立大学 I-siteなんば
【通訳】竹下哲生