11/2-5 アントロポゾフィー歯科学講座「歯から探る人間の神秘」

2019年秋 アントロポゾフィー歯科学講座 「歯から探る人間の神秘」

講師:クラウス・ハウプト氏

2019112()3(日・祝)4(月・祝)5()

今日、歯に関しては、咬み合わせ、歯並び、また矯正などの問題も含め多くの問いが寄せられています。歯は単なる人間の一つの器官のように捉えられがちですが、実は歯科の領域を超えて、心のあり方や行動など子どもや大人の存在全体に大きく関わっています。また、アントロポゾフィーの観点から歯と黄道十二宮や惑星といった宇宙との繋がりを探ることで、人間の深い本質の理解にもつながっていきます。さらには、前世の在りようが歯に示されるということにも視線が向けられます。

講師のクラウス・ハウプト氏はミュンヘン在住の歯科医師です。アントロポゾフィー歯科医学の第一人者で、世界各国で講演を行っています。今回は日本でハウプト氏のお話を伺える貴重な機会です。多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

◇日時と会場 :

11月2日(土)~4日(月・祝):国立オリンピック記念青少年総合センター
(部屋未定)各100名
11月5日(火): 交流スペース ココファン横浜鶴見 60名

◇対象 :医療従事者全般、教育に関わる方、一般の方


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予防接種/ワクチンに関する声明

ゲーテアヌム医学セクション、およびアントロポゾフィー医学を実践する各国の医師会の連盟であるIVAAから予防接種/ワクチンに関する声明が出されました。
https://www.ivaa.info/latest-news/article/article/anthroposophic-medicine-statement-on-vaccination/
以下に日本語訳を掲載いたします。当医師会もIVAAに加盟しています。

予防接種についてのアントロポゾフィー医学の声明
2019年4月15日 プレスリリース
ゲーテアヌム医学セクション、およびIVAA

ワクチン(予防接種)は、健康教育、環境衛生および適切な栄養とともに、感染症を予防するために重要な手段です。前世紀に、ワクチンは数え切れないほどの命を救ってきました。例としてワクチンは天然痘の根絶を可能にし、近年ポリオも撲滅に近づきつつあります。

アントロポゾフィー医学は、国際保健に対するワクチンの貢献を全面的に評価しており、生命を脅かす病気を予防するための重要な手段として予防接種をゆるぎなく支持しています。アントロポゾフィー医学は反ワクチンではなく、反ワクチンの動きを支持しません。

アントロポゾフィー医学の修練を受けた医師は、その国の法律に従って行動し、関連する科学的情報およびその国の予防接種の推奨事項を理解するのを助けるために、患者(またはその保護者)に注意深い助言をすることが期待されています。予防接種が義務ではないが、インフォームドコンセント(患者への説明と同意)が必要とされる国においては、個別予防接種スケジュールについて患者(または保護者)と合意することが含まれます。これらには、たとえば乳児期の予防接種のタイミングを調整することなども含まれます。

現在進行している研究や、その地域の感染症のパターンおよび社会経済的なリスクファクターを考慮に入れて、個々のアントロポゾフィー医学の医師は特定のワクチンおよび適切なワクチンスケジュールについての科学的議論に参加しています。アントロポゾフィー医学は科学に賛同の立場を取っており、今日のワクチンを巡って分裂した状況においては科学的な議論を継続していくことがこれまで以上に重要になっています。 詳しくは下記までご連絡ください。

Elisa Baldini, elisa.baldini@ivaa.info

元の声明(英語)のダウンロードは こちら.

ゲーテアヌム医学セクションについて

スイスのドルナッハにあるゲーテアヌム医学部門は、アントロポゾフィー医学の国際的な中心地です。ゲーテアヌム医学部門は、会議と国際的な卒後医学トレーニングコースを通じてアントロポゾフィー医学の更なる発展を促進し、アントロポゾフィー医学の研究と訓練をコーディネートする役割を果たしています。

IVAAについて
( Internationale Vereinigung Anthroposophischer Ärztegesellschaften <ドイツ語> / the International Federation of Anthroposophic Medical Associations <英語> )

VAA、国際アントロポゾフィー医学協会連合は、アントロポゾフィー医学の認知とヘルスケアシステムにおいての導入を推進しています。 IVAAの目的は、アントロポゾフィー医学の利点が広く認識されること、および患者と施療者が補完的なアントロポゾフィー医学および治療に正しくアクセスできることです。
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7/14 特別講演会「アントロポゾフィー薬学の源流」

あげつまクリニック 特別講演会
アントロポゾフィー薬学の源流
The roots of anthroposophic pharmacy

第7回 あげつまクリニック医薬実践セミナー開催に伴い、特別講演会を開催いたします。
アントロポゾフィー薬学は、ルドルフ・シュタイナーの創始した人智学の観点からの人間理解をもとにした薬学ですが、そのさらなる背景として、西洋文化のなかの、錬金術やヘルメス主義といった神秘思想を見出すことができます。とくに薬学という性質上、錬金術の系譜は大きな源泉でしょう。
錬金術の祖といわれる古代のヘルメスから、薔薇十字団の創設者とされるクリスチャン・ローゼンクロイツ、そして錬金術師であり医化学の祖とも呼ばれるパラケルスス。
シュタイナーへと至るまでの神秘思想を錬金術を軸に、薬学の観点から迫ります。

特別講演会チラシ

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7/13-15 第7回 あげつまクリニック医薬実践セミナーのお知らせ

第7回 あげつまクリニック医薬実践セミナー
アントロポゾフィー製剤と現象学
The basic of mineral composition after the image of a healing plant.
Observations, demonstrations, and contemplations
on “Fundamentals of Therapy” especially from Chapters XIX and XX.

アントロポゾフィー製剤は、どのような認識から、どのようなプロセスを経て作られているのでしょうか。
治療において、それら薬剤や物質は人間にどのように作用しているのでしょうか。

「地球の物質あるいは地球のプロセスと、エーテル的なもの、アストラル的なもの、そして自我との関係についての知識を発展させる時にのみ、治療薬について考えることができる」

本セミナーでは、薬用植物に倣った二つの鉱物複方製剤について解説するほか、『アントロポゾフィー医学の本質』の19章「特徴的な症例」と20章「典型的な薬剤」を参照しながら、治療と物質について、現象学的なデモンストレーションを交えながら考察します。
アントロポゾフィー医学にとって最も重要な文献である『アントロポゾフィー医学の本質』への理解を深めながら、臨床に繋がる実践的なセミナーになることでしょう。
皆様の参加をお待ちしております。

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