2011年10月より、日本アントロポゾフィー医学のための医師会医師による、アントロポゾフィー医学入門講座を行っています。2016年2月7日の第16回は神経内科医の志水祥介先生による講義です。
アントロポゾフィー医学入門連続講座⑯/アントロポゾフィー音楽療法連続研修講座
「シニアの健康と病い ~健康観から認知症への理解まで~」
講師 志水祥介 (神経内科医)
司会 山本 忍
2016年2月7日(日)10:00~16:00
10:00~12:00 お話と質疑応答 志水祥介
13:30~16:00 芸術療法症例検討会
会場 大倉山記念館ホール 同記念館内第10集会室
http://o-kurayama.com/access.html
講師からのメッセージ
人間にとって「老いる」とは、いつの時代においても大きなテーマのひとつであり、とりわけ超高齢社会を迎えたこの日本において、各人がこの「老い」について特別な関心をもって考えなくてはならない時代がやってきました。人間だれしも生きている以上は年をとるのであって、誰にとっても他人事ではすまされません。私たちはシニア時代をいかに過ごすことができるのでしょうか、そして、いかにしてこのシニア時代を見つめていくことができるのでしょうか。今回、シニアの健康と病いをテーマに、老いることに対する健康観について皆さんと考えてみたいと思います。さらには、現代社会の時代病として注目されている「認知症」について、現代神経学とアントロポゾフィー医学の観点の両側からじっくり検討したいと思います。この講座への参加を通して、老いとは何か、真の健康とは何か、そして私たちはいかにシニア時代の健康を形成していくことができるのかを皆さんと共に考えてみましょう。
続きを読む →
コメントを投稿するにはログインしてください。