2011年10月より、日本アントロポゾフィー医学のための医師会医師による、アントロポゾフィー医学入門講座が始まっています。
「アントロポゾフィー医学ってどんなもの?」と思われる方、ぜひお待ちしております。2014年12月7日の第12回は小児科医の小林啓子先生による講義です。
2014年10月現在、 国の推奨する予防接種スケジュールをみると、 7歳までの子どもたちは16種類(定期11種、任意5種)、 合計38回の接種を受けるような時代になりました。 どの予防接種にも、恩恵と同時に副作用の報告があり、 13歳からの子宮頸癌ワクチンの副作用報告の頻度重篤さ等を考え ると予防接種とは何なのか、本質的な理解が必要となってきます。 そもそも、子ども時代の病気は何故あるのでしょうか? どのように向き合い、 どのように対処していけばいいのでしょうか? 水ぼうそう、はしか、風疹など、 熱型や皮膚に現れてくる症状にヒントが隠されているかもしれませ ん。また、 予防接種を受ける頻度が少ないドイツのシュタイナー学校のこども たちを対象とした追跡調査によると、 成人病の罹患率が低いという報告もあります。 こうした教育との関連を踏まえて、 アントロポゾフィー医学の立場から小林啓子先生と一緒に考えてい きたいと思います。
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