2014年12月7日 第12回アントロポゾフィー医学入門講座のお知らせ

2011年10月より、日本アントロポゾフィー医学のための医師会医師による、アントロポゾフィー医学入門講座が始まっています。

「アントロポゾフィー医学ってどんなもの?」と思われる方、ぜひお待ちしております。2014年12月7日の第12回は小児科医の小林啓子先生による講義です。

2014年10月現在、国の推奨する予防接種スケジュールをみると、7歳までの子どもたちは16種類(定期11種、任意5種)、合計38回の接種を受けるような時代になりました。どの予防接種にも、恩恵と同時に副作用の報告があり、13歳からの子宮頸癌ワクチンの副作用報告の頻度重篤さ等を考えると予防接種とは何なのか、本質的な理解が必要となってきます。そもそも、子ども時代の病気は何故あるのでしょうか? どのように向き合い、どのように対処していけばいいのでしょうか? 水ぼうそう、はしか、風疹など、熱型や皮膚に現れてくる症状にヒントが隠されているかもしれません。また、予防接種を受ける頻度が少ないドイツのシュタイナー学校のこどもたちを対象とした追跡調査によると、成人病の罹患率が低いという報告もあります。こうした教育との関連を踏まえて、アントロポゾフィー医学の立場から小林啓子先生と一緒に考えていきたいと思います。12月入門講座1 12月入門講座2

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2014年11月22-24日 アントロポゾフィー精神医学講座のお知らせ

2014年11月22-24日 アントロポゾフィー精神医学講座
「アントロポゾフィー医学から観る、心の健康、病とその治療」

「アントロポゾフィー医学のための医師会」では、今秋、ドイツよりアントロポゾフィー精神科医、ヴォルフガング・リスマン先生をお迎えして、心の病についての連続講座を開催します。リスマン先生はフライブルク近郊のアントロポゾフィーに基づく精神病院「フーゼマンクリニック」に精神科部長として長年勤務され今春引退されました。現在はハンブルクに住み、アントロポゾフィー医を目指す各国の精神科医の指導にあたっておられます。心の健康、病とその治療について、詳しくお話しいただく貴重な機会です。

【講師プロフィール】ヴォルフガング・リスマン(精神科医)
1987年から2013年までドイツ・フライブルクのアントロポゾフィー精神科病院Friedrich-Husemann Klinikに勤務。精神科部長を務める。現在はハンブルグで開業。ドイツ各地、ラトビア、スウェーデンなどでアントロポゾフィー医学を学ぶ医師の教育に携わる。

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